人とつながることでモチベーションを維持する
最近、今さらながら気づいたことがあります。
人間という字は「人」と「間」と書きますが「人」はお互いに支えあっている
「間」で生きていく存在であるということ。
心理学者のウィリアムマズローは人間の欲求を五段階に分けました。
人は生きている間は何らかの欲求をもっていて、低次元の欲求から高次元の欲求とへピラビッド状になっているという理論です。
ウィリアムマズローの欲求五段階説
- 生理的欲求(衣食住)
- 安全の欲求
- 所属と愛の欲求
- 自我(尊厳)の欲求(周りから認められたい)
- 自己実現の欲求(自己の能力を高め可能性を発揮したい)
これから「人生100年時代」が到来します。私はその時代の対策も兼ねて前から興味のあった分野を勉強中です。自分の得意分野を探し深堀していき「メシの種」早めに見つけ次の対策を打つことが、次の時代を生き抜いていくために必要なことです。老後の30年間を暮らすためには2000万円が足りないと政府も言っています。
人生を意義あるものにするためにもマズローの欲求五段階説では自分はどの段階なのか知り、最終段階である「自己実現の欲求」を満たすために、今やっておかないといけないことは何なのかについて参考になればと思います。
◆生理的欲求
生きていくための基本的欲求です。具体的には衣食住のことです。5段階の一番土台の部分です。
私⇒衣食住は今のところ心配はありません。ただ、その基礎の土台が崩れ生活が成り立たなくなるということを想像すると不安になります。
◆安全の欲求
私⇒日常生活不自由ありません。住んでいる家も雨・風しのげます(笑)
子供も元気遊び飛び回っています。妻とも仲良くやっています。いまのところ問題はありません(笑)。日本は他の国に比べて安全で暮らしやすいと言われています。
日本に生まれて幸せです。
◆所属と愛の欲求
私⇒ここが現在今満たされていません。会社員時代は毎日仕事にいき、ルーティンの仕事をこなしていました。そこでは縦・横の人間関係もありそこそこ充足感もありました。今は資格試験の勉強をしながら、英語の朝活、マーケティング、マネジメント、カウンセリングの講座への参加。人間性を高めるための雑誌「至知」の輪読会に参加。7月からは「論語」の勉強会が始まります。
若い世代との交流も始めました。最近はもっとどこかへ所属したいという欲求が強くなっています。時折、一人でいるとなぜか急に不安になる時があります。不安を少しでもやわらげるのが人との出会いです。
サラリーマン時代は「人間関係」で苦しみ悩んだこともありますが、その関係がなくなりると逆にその人間関係を誰かと構築したくなります。
不思議です、あんなに悩み苦しんだ人との関係が欲しくなるなんて。
人間は所属するところがなくなると、他の所属する場を探すようになります。人は一人では生きていきません。自分の存在を認めて欲しいとおもうことは人に備わった自然の欲求です。
◆自我の欲求
⇒現在は所属しているグループでは純粋に学ぶことを目的としていますが、やはり人は他者から注目され認められたいという気持ちはどこかにあります。
傲慢ですが自分の有能さを認めてもらいたい。発言をする場合は完璧でありたいと思うがゆえに、結局は何も発言せずに終わるということもしばしばありあます(笑)不思議なことに、相手を認めることで自分も認められるようになるようです。あるグループの中でAさんを誉める発言をしたら、Aさんから誉められました(笑)
◆自己実現の欲求
⇒今、いろんなグループに参加していますが、その先のイメージには自分の能力を存分に発揮し、やりたいことをやり、それが世の中の役に立っている自分の姿があります。
この欲求は人が生きている間はずーっと持ち続けるものだと思います。
自分の欲求充足だけだはなく、関わる人にGIVEし続ける精神といっても良いかと思います。永遠に自己成長です。
結局、人は人とつながることでモチベーションを維持し自己実現を果たしていく存在です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
心より感謝いたします。