ストレスフリーと自己実現のブログ記事

心理学をベースにした、ストレスフリー、目標達成力、コミュニケーション力をつける方法についてご紹介します。

「心のマネジメントスキル」を高める方法

 

久しぶりの投稿です。

最近「心」について深く考える時間を取っていました。

その心についての記事をまとめてみました。

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あなたは、マネジメントという言葉を聞くとどんなイメージを持っていますか。

ビジネスマンの方ならば、経営のマネジメントを思い浮かべるかもしれませんね。会社をうまく運営するための方法論といっていいかもしれませんし、管理職の方であれば効率よく目標を達成スキルための部下のマネジメントになったりすると思います。

 

では、「心のマネジメント」という言葉は聞いたことがありますか。

私たちは普段何気なく会話にも使ったりしている「心」とはどういうものでしょうか。その実態は?構造は?どうすればうまくマネジメントできるのでしょうか。心はコロコロ変わるのでだから「心」という人もいますが、なかなか扱いづらいものです。

 

しかし、その心をうまくコントロールできると人間関係の悩みを解決したり、なりたい自分になることができたりします。柔道や空手などの武道に有段者がいるように、心のマネジメントについても初心者から有段者までいます。経営の神様、松下幸之助氏もよく心の黒帯を目指しましょうと言っていました。

 

あなたも心の有段者になりたいと思いませんか。

思ったことは何でもできる力をみにつけたいと思いませんか。

【心の構造について】

まず、心の構造についてですが、心は実はピラミッド型になっています。

経営の構造と比較すると理解しやすいかもしれませんね。

上から順に下記構造になります(ピラミッド型に表示できずm(__)m)ピラミッド型で想像してください

  <経営活動>         <心の構造>     

 

   経営理念          顕在意識

  ビジョン           想念帯

  経営戦略          

  経営企画          潜在意識

 

「経営」についても「心」についてもピラミッド型になっており図のように支えている骨組みがしっかりし、上手にコントロールできればできるほど安定してきます。

 

【心は感情ではない】

人は日常生活の中で過去に対して後悔の念を抱いたり、将来について悲観したり、現在の人間関係に悩んでつらい思いを持ったり、その思いに乗じて様々な感情が湧いてきます。これを称して心と思ったりしますが、それは心ではなく、心の感情の一部であり心のすべてではなく、心の作用の一部になります。

心の本質はもっと深いものになります。

 

【顕在意識について】

顕在意識は感情とか思考と言われているものです。その役割は肉体機能を維持することになります人間には食欲、睡欲、性欲の三大欲求があります。それは私たちが生きていくために必要な欲です。顕在意識はそれらの欲と結びついているため、自分自身を最も優先していると言っても良いと思います。

顕在意識が働くために私たちは危険を避けることができる。本能の欲求になります。私たちはその顕在意識の3%~10%を使っているとのことです。

自己保存のための意識といっていいかもしれません

 

【潜在意識について】

潜在意識は、私たちが気づかないところで行動を左右する意識のことです。

あなたの今までの経験や体験が記憶されており、また類共有の意識にもつながることが出来る広大無辺な世界です。有名な心理学者である、フロイトユングも潜在意識の重要性について語っています。

もしあなたが、思う存分納得のいく人生を送りたいと思うならばこの潜在意識の力を開発することです。

無意識である潜在意識は90%の潜在力があるにも関わらず、ほとんどの人がその力を利用することなく不満足な人生を送っています。

 

それではその潜在意識に働きかけるにはどういう方法があるのか。

そのことについてご説明したいと思います。

 

【想念帯について】

想念帯とは顕在意識と潜在意識の中間にありますこの想念帯に曇りができると顕在意識にストレートに願いが通じなくなります。ではその想念帯に曇りができる時とはどういう時でしょうか。具体的にいうとマイナスの思いになります。過去の持ち越し苦労、未来に対する取り越し苦労、悩み、怒り、妬み、自己中心的な思い、失望、臆病な心、劣等感、怠け心等になります。そういう心を持つと想念帯に曇りが生じあなたの思いが潜在意識に到達することを妨げます。

 

【想念帯をピカピカにするには】

では、その想念帯をピカピカにするにはどうすれば良いのでしょうか。

そのためには心が波立たない、湖面のような静かな心を維持する時間を持つことです。また現実に嫌なことがあっても思考をコントロールすることで物事に対する受け止め方や行動は変えられます。

具体例をあげると・・・

  • 瞑想を習慣にする(マインドフルネス瞑想)
  • ストレスをコントロールする→ S=スポーツ、T=トラベル、R=レクレーション、E=イート(食べる)S=スリープ(睡眠)、最後のS=スマイルの習慣
  • 感情をコントロールする
  • 物事に対する受け止め方(意味づけ)を変える→プラス思考
  • 過去に起きたことに対してマイナスの感情を抱いたら反省をし改善策を考え実行する(自分をいじめないこと、積極的反省が必要)

 

想念帯をピカピカ磨いているうちに次第にあなたの思いが潜在意識に伝わりやすくなることを感じ、思ったことが早く実現することを実感するでしょう。

 

人間には無限の力があります。私たちは未だその力をほんの数パーセントしか使っていません。広大無辺な潜在意識の力を使いこなすこうとができるようになればあなたは「心の黒帯」になり望むことは何でも手に入れることができるようになります。

 

心のマネジメントスキルはストレス社会に生きる人にとってはなくてはならないものです。

 

ぜひ、あなたもそのスキルを身につけ充実した人生を生きてください。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

心より感謝いたします。